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電気電子・精密・半導体ELECTRICAL AND ELECTRONIC
PRECISION / SEMICONDUCTOR

電気電子・精密・半導体

役 職
経営・管理職
年 齢
50代男性
コミット
電子部品製造業から国内外で取引のある大手産業機械製造業へ
担当コンサルタント 渡邊 功
  前 職 転職先
業 種 電子部品製造業  産業機械組立製造業
役 職 事業統括部長兼営業部長  開発系執行役員

前職におけるまでの経験

ロボットの設計開発や開発設計装置の設計、搬送用ロボット事業の営業部長など3社でそれぞれのスキルを積み上げ、前職では営業部長と兼任で統括部長を経験。設計・開発・営業・事業統括と仕事の幅を広げてきた。特に前職の電子部品製造業での導体装置用ロボット設計開発では、約六十億事業の責任者として営業・開発をリードしながら、マーケティング・戦略・予算計画・開発実行、開発・品証、品質管理・製造の改善を行うクロスファンクショナルチームを立ち上げるなど、精力的に活躍。事業を統括しながら国内外の大手顧客を新規で開拓するなど、目覚ましい成績を収めていた。

転職前の状況

前職では約六十億の事業で統括部長・営業部長を兼任し、マーケティングから戦略策定、開発・製造・営業にいたるまで幅広く統括していた。
しかし、担当事業以外の業績悪化で会社の方針として部門の縮小・人員削減が決定。候補者には開発だけでなく、営業の管轄経験を生かした製品マーケティングにも挑戦したいという思いがあったが、この人員削減で叶わなくなったため、これまでの経験を活かせる企業への転職を検討した。

当社からのアプローチ

クライアントは日本国内はもちろん、アジア・欧米など海外市場の取り込みにも注力する、成長中の企業。コロナ禍にも関わらず、前年同期(2020年9月期時点)比較で増収増益という安定的な業績を上げながら自社開発製品を計画するなど、チャレンジングな姿勢を失わない企業特徴を持っていた。

同社は海外からの受託開発も行っていたものの、中核製品となる自社開発製品づくりを計画していた。自社開発製品で成功を収めるには、設計・開発・マーケティング等をすべて自社で行う必要がある。しかし、社内に該当する人材がおらず、なかなか計画を進められずにいた。自社開発製品の計画を前に進めるため、設計・開発・マーケティングというそれぞれの能力と幅広い統括経験の両方を豊富に有する人材を探したいと弊社に相談をいただいた。

当方のアプローチとしては、候補者の前職とクライアントの仕事領域が似ていること、設計・開発・マーケティングだけでなく、営業の経験も豊富にあり、新規開拓まで行った実績があることなどから、クライアントが求める能力を持っている可能性が高いと仮説を立て、候補者とコンタクトを取った。候補者は地方在住であったため、すり合わせで何度も往復をしてもらいながら、さまざまな条件を1つ1つ解決できるよう取り組んだ。また、転勤を伴う転職のため、クライアントに支度金や待遇面での調整を行ってもらえるよう取り計らった。

候補者はクライアントが行いたいと考える自社開発製品と似た領域で事業統括部長・営業部長の経験があったため、理想的であった。また、クライアントが会社として目指している方向性と、候補者が転職先で行いたいことが合致した。この状況を双方に共有してから面接を行ったところ、当社が提案した支度金や待遇面での調整も十分に配慮したオファー提示があり、早期の合意が成立した。

年収も期待値を反映し2割以上の増加と、候補者が要望していた水準を大きく超え、同社参加へのモチベーションに強く寄与した。
また、ポジションは前職の事業統括部長・営業部長兼任という役職から、開発系執行役員へとキャリアアップ。入社前の時点で取締役にも推挙してもらうなどクライアント企業から非常に評価が高く、候補者自身のさらなる成長と自社開発製品の成功、事業の牽引を期待されている。

電気電子・精密・半導体

役 職
開発担当部長
年 齢
50代後半 男性
コミット
技術系大手企業から、先端技術企業の基幹部材の開発担当責任者
担当コンサルタント 坂下 琢磨
  前 職 転職先
業 種 技術系大手企業  先端技術企業
役 職 開発職リーダー  開発担当部長

前職におけるまでの経験

 候補者は技術系大企業でプリンター及び映像デバイス分野に、一貫して研究職として携わる。キャリアの初期はプリンターの基幹デバイス開発に専従し、世界初の技術を盛り込んだ高速印刷機の量産化に成功。その後は部門責任者として映像デバイスの有機EL開発に着手し、印刷技術を応用した新製造プロセスを米国展示会で発表、民生機開発の先端技術者として高い評価を受ける。

転職前の状況

 同デバイスは最先端技術ではあったが低価格化や大量生産への目処がつかず、所属部門が分割売却され別会社への転籍を余儀なくされた。新会社でも部門再編や予算削減により開発に集中することが難しく、安定して研究開発に取り組むことができるフィールドへの転職を前向きに考え始めていた。

当社からのアプローチ

 クライアントはインクジェットプリンターに特化したローカルの先端技術企業である。
プリンターはインク合成に代表される化学系技術や、印刷の安定化や検査に用いる光学系技術、そして印刷を司るヘッド部分の機械工学技術やプロセス技術等、多岐に渡る総合的な技術力が求められる。それらを全て兼ね備えた企業は世界的にも数少ない。
 クライアントは創業以来、順次基幹部品の開発と量産化に成功しており、遂に中核部分のインクジェットヘッドの内製化に取り組もうとしていた。ヘッド部分の研究開発には、予算的にも人数的にも大きな開発規模が求められる。そのためには研究開発を主導し、効率的に部門を任せることのできる熟練の技術者が必要不可欠であり、弊社にそのサーチを託された。

 インクジェットのヘッド部分の開発部門は、上記の理由により技術系大企業にしか存在しない。該当する企業群は設備や予算等の研究環境や待遇が整えられているため、転職ニーズは殆どなく自然流出を望むのは難しかった。
 ただこの案件は景況のタイミングには恵まれていた。映像デバイス分野は国策の影響とコモディティ化による大きな不況期で、部門の吸収合併や統廃合が相次ぎ、雇用環境が急速に悪化していた。機会を逃さず対象部門への周到なコンタクトを試み、優れた当候補者との出会いとなった。
 候補者はインクジェットヘッド周辺に複数の特許を持つ優れた技術者で、整った開発環境に関心を示していたが、地方への転居を伴う初めての転職にはまだ心理的な壁が残っていた。

 迷いなく研究に邁進して頂くためにも、費用を負担し複数回クライアント企業への見学、面談の機会を設け、明確なイメージを持ってもらうことに力を尽くした。転職時期や待遇面でも適切に配慮し、当候補者の入社を導くことに成功した。
 技術系大企業からローカルの先端技術企業への転職であったが、すぐに環境に馴染み、現在はインクジェットヘッドの内製化にむけて開発部門の指揮を任されている。

電気電子・精密・半導体

役 職
航空技術営業部
年 齢
50代 男性 および 40代 男性
コミット
大手航空関連企業からの複数サーチによる航空機器企業の技術営業部門の再強化
担当コンサルタント 加藤 千香子
  前 職 転職先
業 種 輸送機器企業 および 航空部材企業  航空機器企業
役 職 工場計画部部長 および 営業監督職係長  技術営業部門 部長職 および 課長職

前職におけるまでの経験

●一人目の候補者

 候補者は航空装備品の大手企業で、新卒から30年キャリアを重ねる。キャリア初期は研究開発を担当し、その後製造計画立案にも携わり欧州工場の所長も経験。帰国後、各地の工場も統括する技術営業職の部長として、海外からも表彰されるなど功績は高く認められた。

●二人目の候補者

 候補者は輸送機器の大手企業に入社し、設計開発部門からキャリアをスタート。チーフデザイナーとして油圧装備品の開発に責任者として携わる。その後は技術畑での経験を元に、営業部で新規開発案件開拓を担当し顧客企業倍増を達成、若くして営業企画監督職を務めた。

転職前の状況

●一人目の候補者

 欧州や米国工場を所管する部長職であるため、勤務が長時間かつ不規則な状態が長く続いていた。自身は心身共に健康ではあったが、介護支援が必要となりつつあった親族への対応に悩み、私生活との両立ができる企業への転職ニーズが生まれていた。

●二人目の候補者

 社内環境は恵まれていたが、製造計画等まで一貫して携わることは、大企業の細分化された部門構成では難しかった。また海外赴任を望んでいたが、営業企画部の監督職を務めている立場ではその機会を望むのは難しく、転職という選択肢を前向きに考えるようになっていた。

当社からのアプローチ

 クライアントは国際的知名度も高い、数多くのトップシェアを持つ航空機器企業である。特に商品の品質、開発技術には定評があり、航空宇宙産業の品質保証規格も取得し、一層の商品開発力の強化に取り組んでいた。しかし海外顧客も含む受注業務を担当し、技術サポートまで一貫してマネージメントする、航空技術営業部の責任者の不在が続いていた。このため近年は新規チャネル開拓に難航し、新規商品企画にも悪影響が及び始め、弊社にその解決を託された。

 当初、クライアントの理想とする人材と、労働市場の現実には乖離が激しかった。同分野での研究開発や製造計画実績があり、海外を含む技術営業にも経験を持ち、今後数十年先まで任せることのできる人材となると皆無に等しく、相当の困難が予想された。
 しかし、クライアントが本当に求めているものは、人材そのものではなく、人材によって同部門を再構築することである。その原点から検討を重ね、全てを兼ね揃えた一人ではなく、補い合う二人の責任者を求めるのが現実的な最適解だと考えた。求める経験を積んだ熟練の責任者(部長相当職)と、その責任者と協力し、今後数十年先を任せることのできる、次世代の責任者(課長相当職)。このような二人の人材による航空技術営業部の再強化案をクライアントに提案し、快く賛同を得ることができた。

 二人という選択肢に切り替え、現実的な人物像が定まると、前述した二名の候補者との出会いに時間はかからず、両名とも一度の面接で好条件でのオファーが提示された。
 現在、部長職相当で入社した候補者は、クライアント商材のワールドワイドでのチャネル開発と部門のマネージメントに取り組み、課長職相当の候補者は希望だった海外経験を積みながら、次世代の役員候補として研鑽を重ねている。

電気電子・精密・半導体

役 職
経営企画
年 齢
30代後半 男性
コミット
外資系戦略コンサルティングファームのコンサルタントから日系大手電気機器メーカーの経営企画職
  前 職 転職先
業 種 外資系戦略コンサルティングファーム  日系大手電気機器メーカー
役 職 アソシエイト  経営企画職

前職におけるまでの経験

A氏は大学院卒業後、日系大手自動車メーカーに入社。約8年間、主にブレーキの設計に従事。その後外資系戦略コンサルティング会社にて約5年間、製造業を中心とする様々なグローバル企業の中期事業計画や新規事業参入戦略、成長戦略策定等のプロジェクトに複数参画。

転職前の状況

コンサルタントとして様々な経営課題に携わってきた経験を、将来的に事業会社(特に出自の製造業)の経営に近い立場で活かしていきたいと機会をうかがっていた。

当社からのアプローチ

自動車電装機器及び民生・業務機器向けの製品に於いて(小型モーターメーカー)で世界トップシェアの同社。更なる発展に於いて、「経営戦略策定・目標管理」「意思決定のモニタリング・論点整理・進捗確認」「 グローバル化に伴う拠点政策・機能配置の企画立案」等の様々な経営課題を解決できる優秀な経営企画人財の採用が急務であった。
私自身、過去に同等ポジションのサーチ実績があった為、複数名の人財プールの中から「クライアントの社風、求める人物像、その環境下で描けるキャリア」と「候補者サイドの志向性、キャラクター、キャリアプラン」等を総合的に鑑み、A氏1名に絞ってお引合せを実施。
相思相愛であったことに加え、同社の幹部社員の中にA氏の前職OBが在籍していたことも相まって良いご縁を提供することができた。

電気電子・精密・半導体

役 職
執行役員副事業部長
年 齢
50代前半 男性
コミット
大手総合電機メーカーマーケティング部長から大手総合電機メーカー執行役員へ
  前 職 転職先
業 種 大手総合電気メーカー  大手総合電気メーカー
役 職 戦略マーケティング部部長  執行役員

前職におけるまでの経験

A氏は大学卒業後、プロパーとして入社した大手総合電機メーカーで一貫してセールス&マーケティング畑を歩む。 高い語学力にも恵まれた同氏は海外駐在の経験も豊富に積むことが出来た。 コンシューマー向けインクジェットプリンターのスペシャリストとして前職の社内でも一目置かれる存在として活躍。数十名規模のマネジメント経験も有し、部長ポジションまで昇進していた。

転職前の状況

大企業ゆえのポリティクス渦や社内主流派との絡みもあり、部長昇進後のキャリアにやや閉塞感を感じていた。 とは言え、安定したポジションと年収を得ており必ずしも転職を急がなければならない状況では無かったが、環境を変え、キャリアの集大成として経営に近いポジションでの活躍も嘱望しており潜在的な転職ニーズがあったともいえる。

当社からのアプローチ

今回のディールの当社クライアントも大手企業であり、競合からのハンティングとなる今回のケースでは慎重なサーチを進めた。 クライアントのコンペティターを中心に20名程度をリストアップ。 接触を開始していくも業績不振に喘ぐ、今回のクライアント企業の情報は業界内でも筒抜けとなっており、なかなか興味を示してくれる候補者が現れない。 しかしながら粘り強いコンタクトが実ったのか数名の候補者がクライアント企業との交渉のテーブルに着くことを受諾してくれた。 当社もプロジェクト・デザインを工夫し、クライアント企業の経営陣総出での「口説き」を演出する。 過去のキャリア・ターゲットスキルで抜きん出ていたA氏に1次面談終了後に、候補者が事実上1本化される。 1本化された状況から、A氏の望むコンペンセーションやポジションの用意もタフなネゴシエーションがあったものの1つずつクリアしていき、プロジェクト開始から2か月というスピーディな展開でA氏へのオファーが正式に発行。 退職手続などを慎重に進め、無事にジョインする。 役員待遇での入社となり、業界内でも此度の人事異動は注目を集めた。

電気電子・精密・半導体

役 職
次期研究開発本部長
年 齢
50代半ば 男性
コミット
半導体業界失速をきっかけにキャリアを模索 難しい条件の中堅日系半導体検査装置メーカーの次期研究開発本部長へ
  前 職 転職先
業 種 半導体メーカー  半導体検査装置メーカー
役 職 製品開発及びマーケティング  次期研究開発本部長

前職におけるまでの経験

国内のトップ校の工学部を卒業し、大手日系総合電気メーカーで半導体関連に事業に長年携わっていた。会社派遣で海外留学にも抜擢され、米国の名門大学の電気工学の修士号を取得。大学院修了後は、米国の関連会社でマーケティングの経験を積み、帰国。
その後は、総合電気メーカーから半導体関連の関連会社に転籍し、様々な商品開発やマーケティングに従事し、順調に部長に昇格。

転職前の状況

国内の半導体業界の失速により、セカンドキャリアを模索し始めていたが、年齢的な事もあり、容易に次のポジションが見つかるか否かの不安を持っていた。複数社からのアプローチもあったが、管理職のポジションではなかったものも含まれていたので、あまり興味を持てていなかった。

当社からのアプローチ

クライアントのニーズ:
半導体の業界が分かり、且つ二次電池の研究チームがリードできそうな”次期研究開発本部長”候補者を探していた。経験、知識、スキル、人格が揃っている方の採用を強く希望。

当社からのアプローチ:
半導体+二次電池の経験者は極めて少なく、難関なサーチ依頼だったが、過去の文献や特許を調査していたところ、早い段階でA氏を見つける事ができた。連絡先を調べ、ご本人と接触したところ、先ずお会い頂ける旨快諾を得た。
ポジションを説明したところ、入社時の年収は多少下がるが、近い将来に昇格し、年収アップも期待できるとの事で前向きに検討し始めた。その直後、弊社のクライアントの電池ビジネスもメディアにちょうど大きく取り上げられ、ご本人の強い関心を得る事ができ、応募を決意。クライアントは、ご本人の高い知識や経験、人柄に魅かれ、数回お会いしていく中で採用が決定。これ程レベルの高い方が見つかるとは想像もしていなかった様子で、非常に喜ばれた。
A氏からも自分のバックグラウンドが活かせ、更に新たな開発に携わる事ができると思っていなかったと感謝されている。現在は昇進され、執行役員 研究開発本部長として活躍中。