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吉田 直樹NAOKI YOSHIDA

建設・不動産

役 職
広報
年 齢
20代女性
コミット
ロジスティクス企業の広報担当者から、新興市場上場の不動産企業へ
担当コンサルタント 吉田 直樹
  前 職 転職先
業 種 ロジスティクス  不動産
役 職 広報  広報

前職におけるまでの経験

 候補者は大学卒業後、PRや広報のスペシャリストを目指し、物流プラットフォームを提供するスタートアップ企業で広報を担当する。同企業は物流業界における新しいビジネスモデルを持っており、その認知拡大を進めることは規模拡大を進める上で不可欠な業務であった。メディアキャラバンやプレスリリース、紙媒体やWEBを問わずメディア担当者に往訪を重ね、ニュースレターの配信や様々なSNSの活用で、各種媒体の掲載数が倍以上に増加。認知度は飛躍的に向上し、企業の急速な拡大に貢献する。

転職前の状況

 同企業の急速な拡大期が落ち着くと、広報業務の重要性が相対的に減少していた。ルーティンワークが主業務となり、ワークライフバランスは良好であったが、大きな成長に繋がる経験を重ねることは難しかった。現在の広報部門は、自らが立ち上げ効率化を続けてきたものであり、改めて学ぶものは多くはない。候補者は将来的な成長のための経験を重ね、企業が成長するフェーズに関わることが可能な環境を模索していた。

当社からのアプローチ

 クライアントはアーリーステージの不動産企業である。独自開発のアプリケーションやAIを活用したBtoCビジネスに強みを持ち、短期間で新興市場に上場を果たし不動産テック企業の代表格に位置づけられている。売上高も拡大を続け100億を超え、国内の主要都市に拠点を展開し次世代の不動産業界の有力プレイヤーとして、意欲的なスキームを創造し続けている。
 
 不動産業界は好不況の影響に過敏な業界であるが、大震災以降は好況が続いており同社はまだ不況下での事業を行ったことはない。東京五輪が一つのターニングポイントとなる可能性は、常にアナリストから指摘されており、経営陣は頑強な組織構築を真剣に考え始めていた。一つの鍵となるのが、将来の広報幹部の育成である。コーポレート部門として基礎を支えることに限らず、自律的な広報活動を行うことのできる人材をクライアントは求め、サーチコンサルティングを行う弊社に解決を託された。
 
 クライアントの求める要件は、経営陣やフロントサイドと連携を密に、自律的な活動が可能な広報であり、従前のメディア向けの広報のキャリアではない。同社の広報業務はPRや社内向け周知、SNSや新しいクラウドネットワーク等を内包し、常に多様な変化を続けている。
 だが上記のような業務に横断的提案が可能な候補者は、大企業や不動産業界にはあまり存在しない。歴史を持つ大企業では業務が細分化され、先端のSNS活用等はデジタルマーケティング部門の所轄となるケースが多く、広報部門は通常そのスキルを獲得していないからである。
ただ異業種でもベンチャー広報経験ならば、クライアントの求める要件は満たすと考え、その仮定を元にサーチを実行。上記の候補者とのコンタクトが可能となった。
 クライアントは候補者のベンチャーの拡大に、広報として寄与した経験を高く評価。成長を求めるマインドセットも、社風に合うと判断し好条件でのオファーに繋がる。候補者も新興市場というステージでの広報業務に強い関心を持ち、短期間での入社合意に成功した。
 現在、候補者は広報全般を担当すると共に、インターン向けの採用広報やM&Aを含む組織再編のためのPR等幅広い分野で経験を重ね、将来の広報幹部として経験を重ねている。