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コンサルティングCONSULTING

コンサルティング

役 職
アシスタントマネジャー
年 齢
30代女性
コミット
製造業経営企画部課長から高度税務税理士法人のアシスタントマネジャー(フルリモート)へ
担当コンサルタント 坂下 琢磨
  前 職 転職先
業 種 製造業  税理士法人
役 職 経営企画部課長  アシスタントマネジャー

前職におけるまでの経験

大学卒業後に小規模会計事務所で税務スタッフ、その後中堅会計事務所でSPC管理業務、上場子会社等の管理や税務調査対応を担当。その後国内外の販促メディアやHR事業を手掛けるグループに転職し、グループのバックオフィス業務を担当する企業で、経理担当として活躍。担当会社の新商品の契約書および申込書等、会計税務に係る業務やグループの会計税務担当として、会計事務所・監査との調整業務などの傍ら、経理メンバーの税務知識向上のミッション達成に取り組んだ。結果、テーマ別のオリジナルの教材を作り講師として研修し、入社わずか半年で入社年上半期のベストプレーヤー賞を獲得、グループ初の税務グループ創設メンバーに抜擢されるなど、活躍。3社の税務調査・本社の税務調査指摘事項の精査・調査指摘事項のメンバーへの教育・業務フロー構築などに取り組んだ。
その後、製造業に転職。経営企画部課長という責任あるポジションを務めた。同社では財務本部、経理部、経営戦略本部を歴任。財務本部ではグループ16社の経理業務を受託。ホールディングス・グループ会社の月次決算・本決算・税務申告・税務調査などを担当する他、研修講師やグループ間の株式売買の際の株式評価・合併等のスキームの検討・提案。さらに経理部ではグループ7社の経理業務を受託し、本社及びグループ会社の月次決算・本決算・税務申告・税務調査等も担当した。主業務と並行して新会計システムの不備是正や業務フロー確立、研修の実施にも尽力した成果を買われ、グループ横断の移転価格文書化プロジェクトの副リーダーに抜擢。地元国税局と相談しながら、『国別事項報告事項』と『事業概況報告事項』の内製化を実現。
この功績から経営戦略本部のグループ経営企画部課長に昇進し、1,500億規模、約50社程度連結決算と会計士監査、ホールディングスの法人税申告業務を担当。グループ会計基準の見直しや連結業務の業務フロー確立などに奔走した。グループ組織再編スキーム構築・MA時の会計税務・買換え特例等税務上優遇措置の検討・連結子会社の取得や譲渡なども担当するなど、多岐にわたる経験を有する。

転職前の状況

小規模会計事務所から中堅、大手メディアなどキャリアアップしてきた中で結婚をし、その後はパートナーの居住地(中国地方)に引っ越して、転職。製造業の財務・経理・経営戦略本部などで力をつけた候補者。責任あるポジションではあったものの、高度で複雑な税務や、税務を通じたM&A等の会計コンサルティングに携わる機会を模索しており、IPOやM&Aに強みを持つ企業への転職を検討していた。

当社からのアプローチ

クライアントは大手の会計法人で、国内屈指の高度税務ができることで有名。ただ、高度税務に携われる有資格者が不足し、採用も非常に難しい状態であったため、弊社にご依頼いただいた。この法人はDX化がかなり進んでおり、場所に関わらず本人の志向性があれば、高度税務に携わることのできる環境が整っていた。
このようなDX化を背景に、弊社からは地方住在の有資格者の採用のご提案と綿密な連携を図りながら、ふさわしい人材の採用を進めていった。条件に当てはまる方をリサーチする中、候補者とコンタクトを取った弊社は、本人とクライアントの志向性が合致していることを確認。製造業の税務責任者という、クライアントサイドの経験が充実していることもあって、クライアントの期待値は高かった。
本人もまずは即戦力として貢献できる製造業税務に携わりつつ、M&AやIPO等の高度税務で経験を重ねるというキャリアプランに賛同していた。このように地方在住のまま、高度な税務コンサルティングでキャリアを形成するという試みを実現できる会社は現実にはまだほとんどないため、早期の合意となった。DXを通じた新しい働き方が採用の需給を埋める可能性は高く、弊社としても積極的にこうした採用の形を提案していきたい。

コンサルティング

役 職
ディレクター
年 齢
40代 男性
コミット
高度会計コンサルティング企業から税理士法人のディレクターへ
担当コンサルタント 加藤 千香子
  前 職 転職先
業 種 高度会計コンサルティング  税理士法人
役 職 上級マネージャー  ディレクター

前職におけるまでの経験

大学卒業後に入社したIoTプラットフォーム事業を営む会社の重役に誘われ、二社目の企業に入社し、以来14年高度会計コンサルティング企業でスタートアップ企業から上場企業までを対象に、資本政策で活用する有価証券の設計・評価やM&Aや増資等における企業価値評価等の法人営業に従事。
年間100~200案件をマネジメントしながら、上級マネージャーとして若手~年上まで幅広い層の育成・マネジメントをしてきた経験を有する。現在はマネジメントで実務からは外れているものの、累積で関与した案件数は500~700件程度と豊富。
経験がある業務としては、非上場企業及び上場企業への法人営業(新規開拓及び既存顧客へのフォロー、税理士法人、税理士事務所、会計事務所、監査法人、法律事務所、証券会社、ファンド、ベンチャーキャピタル、M&Aアドバイザー等への営業、契約後のプロジェクトマネジメント(実務としての算定業務除く)、メンバーのマネジメントの他、実務では資本政策、優勝新株予約権の設計・評価、時価発行新株予約権信託の導入支援、普通株式や種類株式の価値算定、CB(転換社債)の評価、財務デューデリジェンス、無償・株式報酬型ストックオプション評価・導入支援、株価算定、PPA評価、減損テストなど、実務・マネジメント双方で豊富な経験を有する稀有な人材。

転職前の状況

高度会計コンサルティング会社で14年の経験を持つ候補者は、若手ではあるものの非常に期待をされており、上級マネージャーに抜擢され活躍していた。ところが、事業承継問題を抱えていた同社は混乱状態に陥り、落ち着いて業務ができる環境下ではなくなってしまっていた。
候補者はその状況にあっても同社に特段の不満を持たずに働いていたものの、長年働いてきて一通りのことはやりきったこと、そして40歳を迎えるタイミングでセカンドキャリアを考えるようにもなっていたということで、転職へと意思が傾きつつある状態だった。

当社からのアプローチ

クライアントはIPOにおいて国内シェア最大を持つ企業で、現在はM&Aの案件組成に力を入れている。M&Aの案件獲得には、IPOとは異なる営業チャネルの開拓が必要であり、金融機関か会計コンサルティングで、その分野の経験を持つ方にジョインいただきたいということで当社に相談があった。
その分野と企業との相性を考えると、企業規模やカルチャーの近い会計コンサルティングファームでの経験を持つ方を探す必要があったが、国内に数社しかなく候補者もかなり絞られた。その中でも若手で、今後の規模拡大をおまかせできる方として会ったのが今回の候補者だった。
候補者と企業は面談の初期段階で基本合意がとれたため、その後当社は評価制度や責任範囲といった具体的な調整に努めた。クライアント側も早期のキャリアアップを具体的な数字や目標に落とし込み、将来の経営陣としての期待を含めて話し合いを重ね、最終合意に至った。
最終的な年収は、前職同等となった。前職はベース年収に比較し業績給が大きく、変動が激しかった。しかし、今回は固定報酬として支給されるため、安定的な給与を獲得できるようになった。

また、クライアントも候補者の経験を期待していたため、役職は上級マネージャーからディレクターへとアップ。経営層への仲間入りを果たした。現在候補者は、M&Aのチャネルやネットワークの構築を任され、これまでの人脈や経験を活かしつつ、精力的に取り組んでいる。

コンサルティング

役 職
【執行役員候補】ディレクター
年 齢
30代 男性
コミット
大手コンサルティングファームからイノベーション創出のベンチャーキャピタルへ
  前 職 転職先
業 種 コンサルティングファーム  コンサルティングファーム(イノベーション系ベンチャーキャピタル)
役 職 シニアマネージャー  ディレクター

前職におけるまでの経験

大学卒業後、外資系コングロマリット企業の支店業績管理と人材育成、並行してMBA留学し、ファイナンスとマネジメントを深堀。その後は大手コンサルティングファーム2社を渡り歩き、コンサルタントからシニアマネージャーまでを7年で経験するなど、非常に能力の高い候補者。

大手コンサルファームでは日系企業の海外進出支援、自動車メーカー向けの事業戦略・業務改革支援、大手不動産ディベロッパーのDX戦略支援、物流会社のキャッシュレスによる物流効率化支援、大手自動車メーカー向けのデジタルマーケティング支援、新サービス企画支援など、幅広い業務に携わるなかで地域や技術をベースにしたイノベーションを起こし、成果を上げてきている。

転職前の状況

大手コンサルファームは学べる領域が広いものの、候補者が求めるようなスピード感、権限を持って仕事ができる、ディレクターやパートナーとして働ける環境はないかと、転職を検討していた。 また地域振興や地方自治体支援、ローカル教育機関との連携等地域創生事業を通じた社会貢献に関心を持っていた。

当社からのアプローチ

クライアントはベンチャーキャピタルだが、内部はファンド部門とエンタープライズ部門に分かれており、今回はイノベーションコンサルティング×デジタルを行う、エンタープライズ部門のディレクターを探していた。

大手コンサルの経験豊富な方をディレクターとして迎えたいと考えていたものの、戦略コンサルが採用競合となり、希望の人材採用が困難である状況が続き、当社に相談いただいた。

大手コンサルで該当の経験をしている人材を探し、面談を重ね今回の候補者に辿り着いた。特に志向性については今回の採用の核となる部分であるため、慎重なヒアリングを心掛けた。
大手企業に対してテクノロジーを用いた業務改革支援、地域をまたいだ支援、新サービス企画支援などイノベーティブな領域についても知見が深く、クライアントが求める人物像に合致したため強く推薦を行った

クライアントも要件や人物像に合致していたためファーストインプレッションから高い評価を頂いた。
特に高く評価したポイントは、大手コンサルでイノベーション・テクノロジー・地域という切り口でのコンサルを経験してきた点。リアル×テクノロジーによる、よりよいまちづくり、エコシステムの構築に興味を持っているという志向性についてもクライアント事業との親和性が高かった点も評価されていた。

そのため、クライアントは執行役員候補のディレクターとしてオファー。候補者も志向性に合っている事業内容に興味を持っていたこと、責任ある立場で権限とスピード感を持って仕事ができる点に魅力を感じ、オファーを快諾。

最終的な年収は、前職とほぼ同額の1800万円となったが、シニアマネージャーから執行役員候補のディレクターとキャリアアップできた。実際に入社してからは大企業×スタートアップのイノベーション創出支援、自治体・教育機関を巻き込んだ地域イノベーションエコシステム形成・強化案件などをリードし、多方面で活躍している。

コンサルティング

役 職
税務コンサルタント
年 齢
30代 男性
コミット
大手税理士法人から医療特化型で急速に規模を拡大している税理士法人へ
担当コンサルタント 坂下 琢磨
  前 職 転職先
業 種 大手税理士法人  医療特化型税理士法人
役 職 医療系税務部門担当  医療系税務コンサルティング

前職におけるまでの経験

会計大学院を修了後、大手税理士法人へ入所。医療系クライアントを多く担当し、MMPGマスターを取得。その後、税務監査、月次年次財務諸表作成、キャッシュフロー計算書等を含めた経営アドバイス業務に従事。

医業向けの開業支援や事業計画の策定、各種コンサルティング、研修講師(テーマ「クリニックのICT化」)も務めるなど医療系だけでも多岐にわたる業務を遂行してきた。

さらに担当顧客で資産税案件が発生した際は、相続税申告(2件)、贈与税申告(20件)を単独で実行。相続部門とも連携し、関連業務を行った経験を有するなど、自主性と責任感を備えた人材。直近では新規開拓も行うなど、成長意欲の高さが伺える。

転職前の状況

前職では医療系税務の国内屈指の部門で、上記に記した多岐にわたる業務を自主性を持って10年間取り組んできた。しかし、経営層の高齢化と上の年齢の層が厚いことから、若手の候補者自身は直近で昇進できる可能性が低い状態だった。

ただ、候補者自身は仕事の幅を広げつつ、マネジメントに強い意欲を持つようになってきたため、マネジメントはもちろん、新事業の提案やビジネス推進、業務効率化の推進などを行えるフィールドを探そうかと検討していた。

候補者はITにも明るく、DXを含めITの導入が会計・税務にも必要だと考えていたため、それを推進したいという思いもあった。

クライアントのことはご存じなかったものの、当社のアプローチをきっかけにこれまでの医療系の税務コンサルティングの経験を活かし、ITの推進も含めたクライアントの展望と成長可能性に興味を持ち、転職に前向きな姿勢を持つようになった。

当社からのアプローチ

クライアントは医療特化で全国からクライアントが集まるようになってきた、急成長中のベンチャー税理士法人。複数の医療法人・社団と密接につながっているため、顧問依頼が多く、一度顧問をした顧客の定着率も良いという良質な経営体制で運営されている。

新規開設・運営コンサルティングが必要になるクリニック系の税務は今後伸長が予想される分野で、さらに助成金・補助金活用、節税、開業医の資産形成や対策などの分野を開拓できる可能性が広がっている。

また、経験・指向性に応じて、今後は支店を任せることも検討できる体制であるため、特に医療税務コンサルティング経験を持つ若手でマネジメントに意欲のある人材を探していた。

当社は医療系税務の専門税理士法人へのアプローチを検討していたが、コロナ禍で転職に前向きな方が少ない状況。ただ、税理士法人の特徴として経営者の高齢化により、DX等を含むIT導入が遅れていることが多く、硬直化に疑問を感じる人材が多いのではと仮説を立ててアプローチを始めた。

候補者は業務の中からITの重要性を実感しており、前職の税理士法人との方向性の違いを感じていたため、クライアントの将来性、IT推進への取り組み、指向性によってはマネジメントも任せられる点などをお伝えしたところ、意欲を持って転職を決意いただけた。

最終的な年収は、前職の保険獲得、インセンティブで変動性の高いものから、現状維持ベースに加えて貢献手当がつくという待遇を実現。これまでに多様な経験を積んできた候補者は高い期待を集めており、現在は医療系のクライアントを担当しつつ、RPAやクラウド会計の専門分野も学び、新しい医療系税務コンサルティングを推進している。

コンサルティング

役 職
税理士
年 齢
30代 男性
コミット
老舗税理士法人から、高度税務を行うコンサルティング系税理士法人へ
担当コンサルタント 加藤 千香子
  前 職 転職先
業 種 税理士法人  税理士法人
役 職 税理士  税理士

前職におけるまでの経験

 候補者は税務会計の専門校で講師を務めながら、税理士資格を取得する。取得後は都内会計事務所で税務の基礎を学び、老舗の総合税理士法人に参加。同法人内では税務システムの導入支援、運用アドヴァイザリー業務で高い評価を受け、順調にキャリアを重ねる。大企業特有の税務である、連結納税や組織再編等にも経験を積み、担当顧客からも高い信頼を得ていた。

転職前の状況

 候補者は上場企業を対象とした高度税務(M&AやIPO等)をおこなうための税務デューデリジェンス、バリュエーション等で経験を重ねることを目指していた。そのためにはより大きなフィールドで業務を積む必要を感じており、自ら大手クライアントの開拓や複雑な税務コンサルティングに挑戦していたが、それは所属法人の経営方針とは異なっていた。所属法人は地場企業の税務対策を堅実に行う方向性を堅持しようとしており、候補者は希望するキャリアを重ねることが可能なオプションの模索を始めていた。

当社からのアプローチ

 クライアントは急速に成長する税理士法人である。特にアーリーステージを超えて上場を目指す新興企業向けの税務、会計コンサルティングに精通し、国内のIPO案件ではかなりのシェアを獲得していた。また組織再編やM&A、海外進出支援等、企業が成長するための様々な会計的なアプローチにも強みを持ち、顧客数も近年拡大が続いていた。
 ただ上記のような高度な会計処理を伴うコンサルティングには、資格と経験を有したスペシャリストが必要不可欠であり、増加するプロジェクトに対して適材が慢性的に不足していた。求めるスペシャリストの要件も複雑で多岐に渡るため、通常の人材紹介ではミスマッチが多く、弊社に問題解決を託された。
 
 このポジションは税理士資格が必須であるが、それは必要条件に過ぎない。高度税務の様々な経験や、持続的な学習、挑戦を行う人格的な資質も重要な要素である。このようなケースで候補者を資料やネットワーク、データベース等からスクリーニングすることは難しい。
このためM&AやIPO等の幾つかの要件でターゲットを限定した後に、スカウト、面談、クライアントと評価の共有と調整、という基本的なサイクルを繰り返した。この手法は効率的ではないが、少数のスペシャリストのサーチに対しては有効で、少々の時間は要したが上記の優れた候補者とのコンタクトに繋がった。
 
 候補者は想定以上の経験を有し、クライアントの目指す方向性との相性が理想的であった。この判断をクライアントと共有し面接を行うと、双方ともに申し分のない条件でのオファーが提示され、早期の合意を導くことに成功した。
 
 現在、候補者は希望していた高度税務を行う部門で貢献し、クライアントの次の幹部候補として一層の成長を期待されている。

コンサルティング

役 職
税理士
年 齢
30代後半 男性
コミット
地方中核都市の税理士法人の社員税理士から相続税国内大手法人の次世代幹部候補へ
担当コンサルタント 加藤 千香子
  前 職 転職先
業 種 税理士法人  税理士法人
役 職 社員税理士  マネージャー税理士

前職におけるまでの経験

 候補者は大学卒業後IT業界で経験を積むが、学生時代から抱いていた税理士へのキャリア転向を決意し退職、期間を区切り受験に専念する。ニ年という短期で主要科目に合格し、出身地である地方中核都市の大手税理士法人に就職。翌年全科目に合格し、正式に税理士としての道を歩み始める。候補者は高度な資産税専門家への思いを持ち、法人内では相続関連業務を担当し、短期で三割以上の収益増を実現。若くして社員税理士に登用され、大手専門学校で同分野の講師を務める。

転職前の状況

 地方中核都市の税理士として、待遇は恵まれている。また出身地でもある都市での住環境や、家族との生活にも満足している。しかし候補者の専門性を深めたいとい強い思いは、地方の中核都市の規模から考え限界に近づき、内心では閉塞感が芽吹き始め、潜在的な転職ニーズが存在するようになっていた。

当社からのアプローチ

 クライアントは相続税及び資産税業務の国内でも有数の大手法人である。
 相続という繊細な分野は、高度な税務専門知識だけではなく、微妙な人間関係やその温度感も察し、顧客と深い信頼関係を結ぶことができるという人格的な要求も、高い水準で求められる。また人口減等の社会構造の変化や、度重なる税制改正により、この専門分野の人材需要は年々増加し、優れた人材の確保が、急務で困難な課題となっていた。
 弊社は国内最古のサーチファームとして、クライアントとは幾人もの人材を通し、築いた長い協力関係があり、今回の困難な課題解決を託された。

 確かにクライアント法人の当該エリアでも、業界の流動性は低く人材確保の競争は激しい。獲得までには難しい長期戦が想定された。しかし士業を担当してきた私の長いコンサルタント経験から、今回の案件は法人税業務等とは異なり、地方都市にも水準を超える人材がいるのではないかと推測。その方向性にも視野を広げ、人材の発掘、深耕を進め、優れた当候補者との出会いとなった。

 ただ地方が居住地である候補者と、クライアント法人には物理的な距離があるため、お引き合わせには慎重を期した。事前に候補者と面談を重ね、17項目に渡る評価シートを作成し、専門性や人格面だけでなく、転居を伴う転職への抵抗感、希望条件の摺り合わせなど、双方の懸念を解消。無事の引き合わせを実現し、短期間で正式なオファーを頂くことができた。
 候補者は現在、クライアント法人内で高評価を獲得。法人後継者の優れた協力者として、クライアントの更なる発展に貢献している。

コンサルティング

役 職
経営コンサルタント
年 齢
30歳前半
コミット
中堅日系コンサルティング・ファームの経営コンサルタントから日系ベンチャーのコンサルティング・ファームの経営コンサルタントへ
  前 職 転職先
業 種 コンサルティング・ファーム  コンサルティング・ファーム
役 職 経営コンサルタント  経営コンサルタント

前職におけるまでの経験

新卒として入社した中堅日系コンサルティング・ファームの経営コンサルタントとして、若手でありながら多くのプロジェクトのリーダーとして活躍中。業界は様々だったが、コンシューマー業界、小売業界のプロジェクトが多かった。

転職前の状況

30歳という年齢で、現職ではかなり多くのプロジェクトに携わり、将来の幹部候補として見られていた。
経営戦略を立てて終わりというコンサルティング・スタイルではなく、クライアントと一緒になり、インプリメンテーションまで実行するスタイルだったので、本人は今後はもう少しビジネスに深く入り込めるコンサルティング・ファーム、もしくは事業会社でのキャリアを考えていた。

当社からのアプローチ

クライアントのニーズ:
弊社のクライアントは、一世を風靡したベンチャー・コンサルティング・ファームで、カリスマ的なオーナーが若いコンサルタントを率いている。若手で、コンサル経験があり、ビジネスに深く入り込んで改革ができる方を探していた。

当社からのアプローチ:
弊社のクライアントは、高学歴の頭脳集団として知られ、若い経営コンサルタントが多いのに多くのプロジェクトが舞い込み、確実に実績を残している。
そのようなベンチャーに合いそうなコンサルタンティング・ファーム、類似する仕事の仕方を考えていた際にA氏と出会った。
弊社のクライアントに引き合わせたところ、非常に気に入ってくれた。面接もとんとん拍子に進み、現職の年収よりも大幅にアップしての条件が提示された。
A氏もオーソドックスなコンサルティング・ファームではないところを気に入り、快諾。
現在は、プロジェクト・リーダーとして活躍中。やればやった分の見返りがあり、大変な事も多々あるけれど、色々考え、楽しんでいるとの事。いつかは、弊社のクライアントの出資先企業での経営幹部になれるチャンスも伺っている。

コンサルティング

役 職
経営コンサルタント
年 齢
30代後半 男性
コミット
大手コンビニのエリア・スーパーバイザーから大手日系メーカーの系列コンサルティング・ファームの経営コンサルタントへ
  前 職 転職先
業 種 小売  コンサルティング・ファーム
役 職 エリア・スーパーバイザー  経営コンサルタント

前職におけるまでの経験

新卒として入社した大手コンビニの店長からスーパーバイザー、そしてエリア・スーパーバイザーを国内の数カ所で経験。

転職前の状況

社内での更なる昇進が困難で、キャリアを模索し始めていたが、同じような状況であろう別のコンビニでのエリア・スーパーバイザーを目指すか迷っていた。
キャリア的には、横にスライドするような転職はかなり困難な業界で、年収アップもあまり期待ができないと感じていた。

当社からのアプローチ

クライアントのニーズ:
弊社のクライアントは、親会社のメーカーの系列の販売会社(フランチャイズのオーナー含む)に対し、経営コンサルティングのサービスを提供している。経営コンサルタントを増やすに当たり、コンサルティング業界のコンサルタントが手薄で、業界内での転職を希望する人が比較的少ないと分かっていたが、どの業界、職種からどのような方が採用できそうかの相談がしたいとの事でお越し頂いた。

当社からのアプローチ:
弊社のクライアントの経営コンサルタントが、どのような方たちに対してコンサルティングを行っているかを聞いたところ、フランチャイズ・オーナーである社長が多いと伺い、類似する業態を考えたところ、小売業界の中でもコンビニ業界が浮上した。
そこで、コンビニをいくつか候補として考え、様々な方に会った結果、経営コンサルタントのマインド及び心構えを持ち、キャリア的にコンサルタントを前向きに考えたい気持ちがあり、しかもフランチャイズ・オーナーと一緒に改革が進められそうなA氏を推薦。
弊社のクライアントはA氏を非常に気に入って下さり、コンサルタントの経験はなかったが、ポテンシャルを見てオファーを提示。
A氏は、ちょうど地方から地元に家族全員で戻れるという事で条件も合い、快諾。
現在は、コンサルタントとして立派に育ち、元気に全国を飛び回っているとの事。