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流通・小売・商社DISTRIBUTION / RETAIL
TRADING COMPANY

流通・小売・商社

役 職
販売営業部 副部長
年 齢
40代後半 男性
コミット
売上数百億円のローカル食品メーカーから、数千億円規模の食品商社の営業実務のNO2
担当コンサルタント 加藤 千香子
  前 職 転職先
業 種 食品メーカー  食品専門商社
役 職 営業部長  販売営業部 副部長

前職におけるまでの経験

大学卒業後に食材商社で輸入・仕入れを担当。全社の売り上げにおける担当商品の売上構成比が5%弱という状況の中、仕入れから販売、債権管理まで自身で統括する。新規仕入れ販売した商材で新規顧客を獲得し、大手商社から引き抜きを受けた経験もあった。

その後前職の食品製造業、副社長に声をかけられ営業開発課の主任として入社。未開拓地域の新規開拓から配送体制の確立までを実行。広告、上海FS実施責任者を歴任し、営業本部課長に就任。150億/年のPL責任を持って統括。8年で約180%の売り上げ伸長を達成した。

その後、買収した和洋菓子製造販売企業へ出向。業務推進部で部長として新規販路拡大。製造収支改善、品質管理認証取得の推進等の責任者を歴任。本社に戻り、生産管理室の部長に就任。購入窓口として原材料の仕入れ・統廃合・価格調整・交渉・商流物流調整などを担当。川上から川下まで幅広い経験を重ねていた。

転職前の状況

食品製造業で営業開発から生産管理室などを歴任し、原材料調達から生産加工、販売に至るまでのノウハウを蓄積。商社とメーカー両方での経験を活かしながら大手スーパー・飲食チェーン等新規口座の開拓や、包装資材、エネルギー調達・購入の改善、原材料の再選定、工場間輸送や店舗への物流改善に取り組み、4億円ものコストを削減するなど、多方面で活躍。
しかし会社のオーナーが変わり、レポートラインが煩雑になったことをきっかけに、より自分の能力を活かせる場所を探し始めていた。

当社からのアプローチ

クライアントのグループは東証一部上場、創業100年を超える歴史ある企業。世界からは日本初となる青果の商業輸入を実現。柑橘や加工食品の輸出入などに長けており、デリカアイテムなどの販売も行っている。日本から世界への事業としては、日本人移民の方へ日本食を届ける事業から日本食の拡大に伴い大きな事業に拡がるなど、100年経っても順調な経営を続けている。しかし、国内の流通は財閥系食品商社に取られているため、日本国内量販店および外食産業に対する営業チャネルの開拓・営業オペレーションを含む営業の組織構築をリーダーとして牽引するポジションの人材を必要としていた。
同ポジションはそれに加え、販売営業部をマネジメントする立場として、約70名の所属メンバーの育成・指導を継続的に行う力、販売体制および組織運営の改革を推進する能力も求められていた。

今回のポジションには多方面かつ高いスキルが必要だったため、人材探しは難航したものの、幾つかのローカル食品メーカーに着目した。日本の食品メーカーは、地方にも有力な企業があり、幅広い分野でスキルを有した候補者がいるケースを想定し、調査とアプローチを繰り返し、クライアントの要望に沿う人材を見つけることができた。
また、ちょうど新型コロナウイルスの影響で交通が分断され、オンライン面談も導入が始まったばかりだったため、当社としてはインタビューやヒアリングを詳細に記録し、面接の精度や濃度を高めることに努めた。また、仮に候補者が会社に参画した場合の喫緊の課題、具体的なディスカッションをあらかじめ行うように手配したことで、先方からも非常に高い評価を得ることができた。

その結果、最初から部長を想定とした副部長という高位のポジションでのオファーを獲得。また遠隔地からの入社ということで、特別な別居手当等のサポートも調整したことで、候補者も入社を快諾頂けた。

ポジションは部長から副部長となったものの、待遇は増加し今後は短期での昇進を期待されている。入社後は営業組織の改革や新規開拓、部門の再構築を任され、同社の同部門の事業を推進している。