第47回
私はこのところ東京エグゼクティブ・サーチのクライアントをはじめ、多くの企業を訪問して経営陣とお話をしていますが「厳しい状況を肌で感じている」という声が日に日に高まっているように思います。最近の報道でも見かけますように、コロナ禍で特需を得ている一部の企業、もしくは厳しい状況下でも増収増益を果たしている企業がある一方で、これから本格化する上場企業の決算は少なからず厳しいものになりそうです。また未上…
2021.04.07
私はこのところ東京エグゼクティブ・サーチのクライアントをはじめ、多くの企業を訪問して経営陣とお話をしていますが「厳しい状況を肌で感じている」という声が日に日に高まっているように思います。最近の報道でも見かけますように、コロナ禍で特需を得ている一部の企業、もしくは厳しい状況下でも増収増益を果たしている企業がある一方で、これから本格化する上場企業の決算は少なからず厳しいものになりそうです。また未上…
新型コロナウイルス感染症の流行による経済の停滞がはじまってから、早くも半年以上が過ぎました。街頭に立つと、このところ人々の往来や消費行動が少しずつ回復してきたように見受けられます。以前、このコラムでも触れたことがありますが、エグゼクティブサーチ(ヘッドハンティング)の現場から世の中を観察していますと、不景気から回復するタイミング、そのターニングポイントにはひとつの傾向があると思っています。
一部の人材紹介会社で倫理的に問題があると指摘される行為が行われているそうです。そのエージェントは医療機関を舞台に暴利をむさぼっていて、かなり悪質だという批判が寄せられています。これについては国会でも取り上げられ、論議を呼んでいます。
現在、医療機関における医師、看護師、薬剤師は猛烈な人材不足で、求職活動をすると1人当たり数10件の求人が殺到するといいます。人材紹介会社がこうした状況…