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社長コラム一覧COLUMN

  • 第81回

    今回のコラムを結論から申し上げると「経営陣は器を大きく」ということになります。あたりまえと言えばあたりまえのことですが、これまで以上に多種多彩な人材や組織を受け入れる努力をしなければなりません。先のコラムで取り上げたように人材の争奪戦が激しくなっているという要因はありますが、日本では確実に労働人口が減少に向かい、移民についての議論も方向性が定まらない状況です。いつもと同じように歳月を見送り、い…

    2023.01.27
  • 第80回

    人材争奪戦を避ける方策


    先のコラムでも触れましたが、日本経済の水面下では企業間格差が広がりつつあります。規模に関わらず魅力的で成長の期待される企業からは、労働人口の減少と相まって、新卒・中途を問わずにオファーが殺到しています。昔からそのような傾向はありましたが、この10年ほど採用戦線は熾烈になってきたようです。


    私たちは書店などで成功した人の記録を見ることがありま…

    2022.12.23
  • 第79回

    2022年の夏から秋にかけて急激に円安が進み、日本経済に対する不安が各メディアで報じられました。この原稿が掲載される頃は情勢が変わっているかもしれませんが、現時点での所感を述べてみたいと思います。


    私は顧客企業の経営者とよくお目にかかりますが、この円安によって数か月で経済状況が極端に変化したという話はありませんでした。しかし踏み込んで企業の内情を聞くと、表面に出ている決算等の数字よ…

    2022.12.13
  • 第78回

    すべての社長がそうとはいえませんが、一般的に社長はお金を使いたがる傾向があります。お金を使うというと経費を乱用しているかのように聞こえますが、そういうレベルの話ではありません。ここでは事業投資や資金運用などの正当な出費のことを指します。これらは会社を発展させるために行う投資的な性格のものです。それに付随して経費も計上されるでしょうが、それは二次的なものでありメインファクターではありません。

    2022.11.29
  • 第77回

    今回は結論を先に申し上げます。それは「経理と人事、すなわちお金と人は権力の源泉となるため、取り扱いには充分注意しましょう」ということです。ここでお話しする内容は会社に限らず、人が集まるあらゆる組織に通用することです。事業を円滑に進めるには仕組み化、ルール化、組織化などが必要で、そこではおのずから職位(トップ、ブレーン、マネージャー、スタッフ等)が定められます。役職者には何らかの権限が付与され、…

    2022.11.07
  • 第76回

    前編では主に創業社長の特徴をご紹介しました。後編ではサラリーマン社長にスポットを当ててみましょう。言葉の聞こえはよくないのですが、いわゆる「雇われ社長」のことです。一般的にイメージしやすいのは、伝統的な企業で6~10年くらいの任期で社長が交代し、バトンリレーが引き継がれていくというパターンです。そして社長に就任する人物のキャリアを振り返ると、組織のなかで人並み以上の業績を上げてきているはずです。<…

    2022.10.07
  • 第75回

    私どものエグゼクティブ・サーチというビジネスでは、社長という肩書の方によくお目にかかります。社長の役職は業種業態によって特徴を見極めることができますが、それとは別に大きく2つのタイプに分けることができます。それは「創業社長」と「サラリーマン社長」という分類です。一般の方は「社長は社長」ということであまり深く考えませんが、実は創業社長とサラリーマン社長ではかなり特徴が違うので、その辺をご紹介した…

    2022.09.29
  • 第74回

    私は人材サーチの業界に入ってすぐ、自費で探偵学校に通いました。まだ若い駆け出しの頃の話です。当時は仕事のスキルやノウハウを先輩たちに教えてもらうことができませんでした。仕事は教わるものではなく盗むものだという時代です。すべて自力で会得しなくてはなりません。そこで探偵が持っている技術に着目したのです。


    最近はインターネットの活用で相当のことが調査できるようになりました。しかし私の…

    2022.09.14
  • 第73回

    以前、別のテーマでコーポレート・ガバナンスと、それに基づく社外取締役の重要性について触れたことがあると記憶しています。4月になって新しい期を迎えた組織も多いと思いますが、トップ人事も活発に行われる時期です。正確に言えば企業のトップ人事は株主総会の事案ですから、集中開催になる6月頃に決まるものです。とはいえ実質的には4月が新体制のスタートになると考えてよいでしょう。


    この時期にな…

    2022.08.19
  • 第72回

    社名にあるように私たちはあくまでもエグゼクティブ・サーチを主たる業務とするファームです。ところが、会社を辞めたい、転職候補として登録したいというようなコンタクトをしてこられる求職者もいらっしゃいます。確かに私どものウェブサイトでは、そうしたご希望を受け付ける窓口を設けています。しかし原則として弊社はその種の登録はお請けしておりません。というのもエグゼクティブ・サーチは企業による求人のスペックに…

    2022.07.29
  • 第71回

    ヘッドハンティングの看板を掲げていると、さほど多くはないものの、ごく稀に変わった相談が舞い込むことがあります。例えば社長や人事部長からお忍びの連絡があり、「ウチの誰それを円満に辞めさせたいのだが、自己都合で辞める兆しはないので、手を貸してくれないか」というオファーがありました。要するに退社させたいからヘッドハンティングで引き抜いてくれという要望です。多くの場合、「大変優秀な人物なのだがウチの社…

    2022.07.13
  • 第70回

    極めて経営トップに近いポジションで採用が行われる事例を見聞することは少ないと思います。今回は最高幹部の採用にまつわるエピソードをご紹介しようと思います。経営幹部の採用では、会社や役員が奇怪な動きをすることがあります。本来、採用は年度予算で採用計画に基づいて行います。そこでポイントとなるのは目的達成のために必要な人材が充足しているか、不足しているかという判断です。採用は手段であって目的ではありま…

    2022.06.24