クライアントはベンチャーキャピタルだが、内部はファンド部門とエンタープライズ部門に分かれており、今回はイノベーションコンサルティング×デジタルを行う、エンタープライズ部門のディレクターを探していた。
大手コンサルの経験豊富な方をディレクターとして迎えたいと考えていたものの、戦略コンサルが採用競合となり、希望の人材採用が困難である状況が続き、当社に相談いただいた。
大手コンサルで該当の経験をしている人材を探し、面談を重ね今回の候補者に辿り着いた。特に志向性については今回の採用の核となる部分であるため、慎重なヒアリングを心掛けた。
大手企業に対してテクノロジーを用いた業務改革支援、地域をまたいだ支援、新サービス企画支援などイノベーティブな領域についても知見が深く、クライアントが求める人物像に合致したため強く推薦を行った
クライアントも要件や人物像に合致していたためファーストインプレッションから高い評価を頂いた。
特に高く評価したポイントは、大手コンサルでイノベーション・テクノロジー・地域という切り口でのコンサルを経験してきた点。リアル×テクノロジーによる、よりよいまちづくり、エコシステムの構築に興味を持っているという志向性についてもクライアント事業との親和性が高かった点も評価されていた。
そのため、クライアントは執行役員候補のディレクターとしてオファー。候補者も志向性に合っている事業内容に興味を持っていたこと、責任ある立場で権限とスピード感を持って仕事ができる点に魅力を感じ、オファーを快諾。
最終的な年収は、前職とほぼ同額の1800万円となったが、シニアマネージャーから執行役員候補のディレクターとキャリアアップできた。実際に入社してからは大企業×スタートアップのイノベーション創出支援、自治体・教育機関を巻き込んだ地域イノベーションエコシステム形成・強化案件などをリードし、多方面で活躍している。